
2008年12月25日 茨城新聞
当選者宅にサンタ訪問
常総・スタンプラリー
「日本一魅力的な笑顔に出会える商店街」を目指して笑顔撮影会などの事業を展開してきた常総市商工会青年部(太田垣陽一部長、二十七人)は二十一日、「みつかいどう笑顔マッピングプロジェクト」の総仕上げとして、サンタクロース姿の部員六人が、「笑顔スタンプラリー」の当選者に記念品を配った。
スタンプラリーは参加する飲食店など百事業所を訪ね、三つの笑顔スタンプを集めて応募すると抽選で東京ディズニーリゾートペアパスポート五組十人などの記念品が当たるという方式で、十月から今月にかけて実施。
事務局によると応募者は、東京、福島など他都県からも含めて六百四十五人に上った。ペアパスポートの当選者は、いずれも同市在住者。サンタクロースやトナカイに扮した部員らは、同日午後四時過ぎから、電飾で彩ったワゴン車に乗り込んで、当選者宅を訪問。子どもたちに喜ばれた。ペアパスポート以外に五十三人に記念品が贈られるが、市外の当選者も多いため別便で配送するという。
サンタクロース役を務めた山崎哲男さん(31)は「記念品とともに、笑顔を届けた。笑顔を広げ、街をもっと元気にしたい」と話していた。
同プロジェクトは、県がんばる商店街支援事業「商店街活性化コンペ」の最優秀プランとして取り組まれた。活動内容を分析しながら、今後、継続するかどうかなどを検討するという。