読売新聞[2009年5月18日]
商店街活性化 知恵と力
8団体が活動報告
商店街活性化に活躍する団体の活動費を援助する県の「商店街活性化コンペ事業」の活動報告会が17日、水戸市三の丸の県立図書館で開かれ、昨年度選ばれた8団体が、知恵を絞った活動の数々を発表した。
同事業は、大型店におされがちな地域の商店街育成を目的に、2007年度から始まった。最優秀プランに選ばれると上限130万円、優秀プランでは上限90万円まで県が団体に直接補助する。
昨年度、最優秀に選ばれたのは、常総市商工会青年部の「みつかいどう笑顔マッピングプロジェクト」。同市水海道地区の商店街で、商店主など100人の笑顔の写真を撮り、店の位置と共に地図で示した。訪れた店でスタンプを集めて応募すると抽選で賞品があたる。645通の応募があり、青年部の山崎哲男副部長は、「県内外から多くの人に来ていただいた」と手応えを感じていた。
そのほか「水戸市京成通り商店会」など7団体の発表後、県や団体への質問を受け付ける相談会も開かれた。
事業は今年度も行われ、25日から6月3日まで新たな応募を受け付けている。問い合わせは、県中小企業課(029・301・3550)まで。
2009年05月18日
読売新聞に掲載されました
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